Sportsの窓

EPISODE 9

 【4】


〜Premiaship Rugby 2009-2010
プレミアシップラグビー 2009−2010 開幕!


プレミアシップラグビー


いよいよ明日9月4日を皮切りに2009年〜2010年度の
イングランドクラブチーム決戦最大の
プレミアシップラグビー(Premiaship Rugby)が開幕します

2008年〜2009年度の優勝レスター・タイガース
今年優勝したレスター・タイガース主将ジョルダン・マーフィー
高々と揚げる優勝トロフィー
この日の試合の“Man of The Mach”でもあった
“ギネスプレミアシップ公式サイトより”


1年間中通して行われるこの大会は
英国ラグビー大会の中でも最も長い期間行われ
(9月から翌年5月中旬に行われる決勝戦まで約8ヵ月半)
出場チームもイングランドクラブチーム上位12チームで争われます
イングランド国代表選手はこの112チームから選出される選手も多く
ラグビーファンにとっては毎年開幕が楽しみな大会です

スポンサーはここ数年黒ビールではお馴染みの
Guinness Beerのギネス社が
大きなスポンサーとなっていますので
名前も「Guinness Premiaship」
チケットは各クラブチームの試合で
ホームグラウンドになるチームが中心になって売り出しています

先ずは今シーズン9月4日の先頭第1試合目は
昨年度の覇者レスター・タイガー対5位のセール・シャークス

VS


ホームグランドになるセール・シャークスは
あの!ジェイソン・ロビンソンがヘッドコーチを勤め、
選手の中には心優しい力持ちのシェリダン
代表としては息の長いベン・コーエンマーク・クェイト
ウェールズ代表ではお馴染みの9番ピール
代表戦ジョニ不在時に時たま出てくる10番ホッジソン
それに注目株の一人ニューカッスル・ファルコンから移籍2年目のマシュー・テイト
度々テストマッチでは12番、10番と出場するようになりました

対する優勝回数も多い伝統チームのレスター・タイガースは
イングランド代表としても長いロックのベン・ケイ
大型9番のエリス
乱暴者(のイメージ持つ私には・・)金髪男のムーディ
イタリア代表選手アルゼンチン生まれフォワードの重鎮カストロジョバンニ
そしてチームの主将アイルランド代表でもあるマーフィー率いるこのチームには
やっぱり対するシャークスにいる元チームメイトでもあるマシュー坊やの兄弟分
同じくニューカッスル・ファルコンから同じくして移籍したトミー・フロッド・・と
国代表も多く所属するチームです

そして、その翌日はロンドンはトゥッケナム・スタジアムでの
2試合(ダブルヘッダー)は1試合分の料金で2試合、とお得
こちらは両チームの応援団のみならず
ロンドンのラグビーファンには嬉しい組み合わせ
大きなスタジアムなのでチケット売り切れの心配は
ほぼなく観戦できるので週末お休みの日とあって
初戦よりも盛り上がります

その9月5日の対戦は

  VS
      サラセンズ  対 ロンドン・アイリッシュ

VS
    ハレクィン  対 ロンドン・ワスプス

昨年度準優勝のロンドン・アイリッシュと
2戦目は一昨年度優勝のロンドン・ワスプス

この両チームとあっては
私ですら行けるものなら飛んで行きたい2試合です

きっと大観衆になり、
まだちょっぴり夏を引きずったスタジアムは
更に大きな熱気に包まれること請合いだと思います



ただ・・・贅沢を言えば・・・
今年は黒いジャージでお馴染みの北の軍団
ニューカッスル・ファルコンズには
あのジョニは待っても観られないこと・・・

トゥーロンへ移籍したジョニ
今年から2年契約でおフランスToulonへ移籍した
ジョニー・ウィルキンソン
 
“Toulon saitより”


先日新しいチームでのデビュー戦後
おフランス語でインタビューに答えていたジョニが
遠くへ行ってしまったな〜と
寂しく感じたのは私だけではないはず・・・

きっとどんなに怪我をして休場しても
その度応援し、待っていてくれた
あのファルコンズを長年応援する地元ファン達も
2年後の凱旋を心待ちにしているはず・・

数年前に訪れた心優しい人たちに助けられて観戦することができた
そのファルコンズを応援する人々の顔がついつい思い浮んでしまいました

ニューカッスル・ファルコンズの立見席
ぎっしりと埋まるファルコンズのホームスタジアム
キングストンパーク・スタジアムの立見席も隙がない


それに、おフランスでの試合に調子が良ければ
もちろん来年の六ヶ国対抗戦の国代表に呼ばれることもあるわけで、
それを今シーズンは期待したい・・と・・・


2003年WC当時主将のマーティン・ジョンソンと
2003年WC優勝後現在イングランドチーム
ジェネラル・マネージャーのマーティン・ジョンソンと
当時は主将 彼もジョニの復帰を待っている
BBCニュースより



今期ラグビーシーズンの幕開けは
ここから11月の南半球勢を迎えてのテストマッチ、
来年2月からの六ヶ国対抗戦・・と続く試合への代表選手選出へと
大きな足がかりになる大会でもあるプレミアシップラグビー


第1節から来年5月のファイナルまでの期間
これから英国へ旅するラグビーのお好きな方々へ

昨年観戦した記録が少しでもご参考になれば嬉しいです








【プレミアシップラグビー観戦記】

   VS    
ロンドン・ワスプス  対 セール・シャークス

2008年 11月23日
(観客動員数 9,027名)

15:00 キックオフ
場所 アダムス・パーク(Adams Park )

London Wasps Stadium

12-13


場所はロンドンは地下鉄駅もあるメリルボーンMaryebone駅から
Chiltern Railwaysの電車に乗り
約45分ほどのHigh Wycombeという駅からスタジアムへと向かいました

以前この大会のチケットを前売り券持参なしで
スタジアムに到着した時
「今日のチケットは売り切れだよ」と言われて
悲しい思いをしたので・・・
今回はこの日の試合は絶対に観たい!と
前売りチケット用意で向かいました




と、言うのもこの大会の会場となる各スタジアムは
前述の開幕ダブルヘッダーや
準々決勝などのファイナルにならない限りは
それぞれのクラブスタジアムで行われるため
どうしても会場の観客キャパシティーが
2万〜3万人前後が多く
三世代に渡って応援する地元ファンを多く持つクラブチームの試合には
シーズンチケットを毎年購入する三世代家族も少なくないため
(スタジアムで都度々驚くのはお上品そうな白髪のおじいちゃま、おばあ様が
試合になると大声で声援を送っている姿の傍らに
一緒になって自チームに声援を送っているファミリーを良く見かけます)
当日券がまったく出ない試合も珍しくはありません

(運良く当日券が出ても余り良い席は余っていません)

ですから、旅に出てラグビーを見ようと思ったら
もうどんなお天気だろうが・・・
幸いラグビーは雪が積もってラインが見えなくなるくらいのドカ雪以外は
試合が行われますので
チケットは前もって用意しておいた方がお薦めです



そんなで私もこの日のチケットをホームスタジアムである
ロンドン・ワスプスクラブサイトから
下記のように先ずはINVOICEを手に入れました


チケットInvoice
事前に取ったチケットのInvoice(仕入れ確認書)

これには対戦相手と自分で選んだ座席番号、
支払いについての詳細
(支払ったチケット料金などや方法)が
明記されています
ので、必ずご確認ください

この時はたった1つ残っていた最前列ほぼ真ん中と思われる席を取りました
£26.50也
(09年8月現£/\152=\4028)

※時々お問い合わせをいただくのですが・・・
日本の試合と比べるとラグビー観戦チケットはお高いです
しかし、ミュージカルやサッカーなどとほとんど変わらない料金ですし、
何よりも「面白い試合!」
そして盛り上がりは「日本のJ−リーグ以上!」
これに尽きます




そして、上記のInvoiceに間違いがなければ
あとはそれを持って当日スタジアムのチケット交換窓口で
チケットを交換してもらいます
このInvoiceがないと交換していただけません

交換してもらったワスプスのチケット
当日ワスプスのスタジアムチケット窓口で交換してもらったチケット

もし、購入してInvoice(またはチケット購入確認書など)が出て
引き換え方法や場所などがご心配の場合は
各クラブチームへその確認又は予約番号と一緒に
メールで問い合わせると回答が来ます

但し、クラブによっては
その返信を返してくれるスタッフが常駐していない場合もあるので
週末を挟んで1週間たっても回答が来ない場合は
再度確認の連絡を送ったほうが宜しいかと思います




チケットを手に入れ、あとは英国へ到着してから、
その試合会場となるスタジアムへGO!です

一つ毎回注意している点は
その問題の目的地スタジアムが結構最寄駅から遠いこともあります
(徒歩15分や20分はざらだし・・・トゥッケナムも結構鉄道駅から歩くと思います)

まして、初めて向かう場所に於いては
試合キックオフ時間が決まっているためにその時間には最低限席に着いていたいもの・・
スタジアムへ行く方法や道順を探す時間のほかに
チケットを交換することにも
案外時間がかかることがあります


今回向かった一昨年度優勝チームでもある
ロンドン・ワスプスは
「ロンドン」と冠している割には鉄道駅で約45分ほど西方向の街に
スタジアムがありました

メリルボーン駅から鉄道電車に乗って
メリルボーン駅の鉄道駅 ここからスタジアムの街へ向かった

必ずスタジアムへ向かう時は事前に目的地へ向かうには
どのくらいの時間が必要かを必ず調べてから・・が必須だと思います

そして、そのスタジアムへの行き方は
そのクラブチームのサイトにもロンドンからの行き方が
詳しく明記されていますのでご確認ください


そして、今回向かったワスプスの行き方ページから鉄道での行き方、
当日試合のある日はその駅からスタジアムまで送迎バスが出ていることなどを確認し
このロンドン・メリルボーンMaryebone駅からの出発となりました

その際に同じくクラブサイトに載っていたのが
当日この駅で鉄道チケットを購入する時に窓口で
“今日はワスプスの試合に行くんだよ〜”と
上のInvoiceを見せるとちょっと割引してくれる、とのこと
もちろん、見せました!とも!
確か10%くらいだったと思いますが・・・
窓口のおっちゃんは頷きながらそのチケットを出してくれました


マリルボーン駅構内のフラワーショップ   マリルボーン駅構内
おしゃれなマリルボーン駅構内 左:花屋さん 右:奥にはクリスマスツリーも飾ってありました
そして、午後は早め時間を取って鉄道列車に乗り込み・・ちょっとした小旅行気分です

鉄道列車の4人掛け
鉄道列車内の4人掛けシート 大きな窓にテーブルもあって悠々
大好きなピーカンナッツとメープルのパンにお茶を持って乗り込みます



いざ!あっという間の45分で目的地のHigt Wycombe駅に降りたら
その駅前広場に
ちゃんとスタジアムまでのバスが待っててくれました

スタジアム行きのバス
駅前に止まっていたスタジアム送迎バス

駅前広場にポツンと止まっていたので
ドライバーさんの前に立っていた紙を観たら、スタジアムの名前があったので
念のためドライバーさんに確認して乗り込みました

そして、次に到着した列車を待って私達ラグビー観戦客を乗せて約10分ほど
この街を走ると運転手のおっちゃんが“ここで降りてー”とバスを止め私達を降ろしました


同じバスの乗客 スタジアム アダムス・パークの入り口
左:同じバスを降りた人たちのあとに続いて行く 右:やっと見えてきたスタジアムのアダムス・パークの入り口


しかし、見渡せどスタジアムらしいスタンドも見えず
とにかく一緒のバスで来た人たちは目的は同じ、と思い
歩き出した人の後を追うことにしました

すると1本道を登って行き着いたところが
本日試合会場となるスタジアムと同じ名前の「Adams Park」が見えてきて
このゲートを潜ると段々スタジアムから歓声ともつかないざわめきが聞こえてきます

アダムス・パークスタジアム入り口

スタンド前のこの建物の入り口


この日は英国冬特有の雨が降ったり、止んだりの日で
午後も3時近くなると陽が沈みかけていました
スタジアム入り口の建物がクラブハウスでチケット窓口で
持参のInvoiceを見せて、チケットと交換

チケット交換所の本日の案内
チケット交換所の窓口に本日の試合とスタジアム席配置案内

チケットは三つ折りになっています

チケットに記された詳細 交換したチケットの裏面
左は購入したチケットの席番号や料金が載っています
右は裏面のスタジアムの席案内がありました



金額に見合った豪華三枚折りのチケットには
購入したチケットの席番号などはもちろん、自分の名前・住所なども刻印されていて、
チケット交換の際にはInvoiceと照合して渡してくれます

そして、いよいよスタジアムへ自分の席へGO!





今回の席はたった1席残っていたほぼ真ん中の1席を取ったので
最前列!こんな良いお席は今までにありませんでした
(ってまあ、自分で選んだんだけど・・やっぱり、嬉しい!)

自分の席から周りを見る
陽が傾きかけてきたけれど、空いている席もなく
試合始まりを待つ


そして、遮る人もなく、試合はすぐに始まり
見渡せば残っている席を探すほうが難しいスタジアムの観客席を見て
やっぱり前売りを買っておいて良かった・・さあ、試合観るぞー

地元ワスプがゴール前まで攻める
地元ワスプスが始終敵陣前まで攻め込むが今ひとつ決定力がなく・・攻めきれない


雨が試合直前まで降っていたので
緑の深々としたグラウンドはかなり滑りそうでした

最前列にいるとその水しぶきを浴びそうなくらいな席なので
それもまたクラブチームのこじんまりとしたスタンドならでは!

押し出されたワスプス
押し出されて、すでにラインアウトに集まり始めた目の前の選手たち

何しろ息遣いがはっきりと解るくらいに
今までテレビでしかお目にかかったことのない
(現役代表選手達がまじか!!))
選手たちが目の前でボカスカやっているのは・・・
もう、ここまで来た甲斐があるってもんです!

試合はやはり何と言ってもワスプスの声援は物凄く
中々トライまで結びつかない選手たちへの「GO!GO!」の掛け声や
ゴールキックが決まったあとの叫びは
スタジアム中を揺るがすくらいの大きなうねりになっていました

ワスプス応援団
ゴールキックが決まったあとのワスプスを応援団
しかし、スタジアム中当たり前だけど8割りはワスプスファン



ラインアウトも迫力のまじかさです

ラインアウト ラインアウト
ど迫力のラインアウト しかし、お天気の怪しげな雲の様子も解ります

お互いのサインも聞こえてくるのですが・・如何せん!何て言っているのかまでは
叫びで聞き取れません

こんなときは後ろからおっちゃん達の歓声が押し寄せてくるように
ついつい頭を殴られたような衝撃すら感じるのです

大スクリーン 対岸のスタンド
左:スタジアムに併設された大スクリーン 右:対岸側のスタンド その後方には緑の丘が連なっていました


前半は結局地元ワスプスが開始10分で
ベテラン10番のDave Walder(キャップ数4)のゴールキックで3点をリードした後、
その20分までには更に2つのゴールを決め、
その間にシャークスの10番ホッジソンからのゴールで9-3とリード
最終的には前半40分が終わってみれば
4つのゴールキックを決めた地元ワスプスと
2つのゴールを決めたシャークスの12-6で折り返しになりました

ハーフタイムを待ち構えたように“シャワー”と呼ばれる
雨が一頻り降った後・・・
後半が始まり攻撃方向が反対になった直後
下のように場外乱闘もあり・・・

場外乱闘
この席だとこんな目の前で場外乱闘も見ることができます

そして、点が取れそうで取れないワスプスの応援団も何となく嫌なムードになりかけた頃
後半20分にシャークス・ホッジソンがペナルティーゴールのチャンスを得、
怒号に包まれたスタジアムで結局そのゴールを外し・・
(地元ワスプスファン、大歓声!)
一進一退それぞのチームがお互いに睨みあい
時折降るシャワーの中をゲームは進みました

ワスプス攻めていて反則?
何やら両者主審に注意されています

ワスプスが入れるスクラム
スクラムは殆ど互角 ワスプスが入れます

シャークスが入れる
線審が立つと見えない・・シャークスが入れるスクラム
またまた乱闘の一歩手前
ワスプスが攻めるけれどトライが取れない・・


後半は以外にもワスプスが始終攻めている割には
あと一歩の突破口が切れず
点がなかなか入らないことに苛立ちすら見え始めました

対面で抜かれたワスプスの13番ジョシュ・ルーシー
後半交代で出た中央、サモア代表17キャップを持つ
シャークスのセンターAnitelea Tuilagi
左は抜かれた同じくイングランド代表キャップ55持つワスプスのセンターJosh Lewsey
Guinness Premiashipサイトより


後半になりフォワード2、3、6番と3人選手交代をしたワスプスに対して、
同じく3、6番のフォワード、12、15番のバックスと4人交代したシャークスは
その12、15番にそれぞれ国の代表選手であるサモア代表のツィラギ、
フルバック15番にはマシュー・テイトを交代させました

そして、その後幾つかのペナルティーゴールのチャンスをつかんだものの
ゴールに入らなかったワスプスと
試合終了間際に
シャークスのイングランド代表31キャップを持つ
ウィングのマーク・クェイトが右ラインギリギリに決めた
両チームを通じてこの試合の初トライ
これで、12-11!

その後の代表キャップ31を持つ“ホッジ”こと、
チャーリー・ホッジソンの見事なゴールで
わずか1点差の勝利!

何と!12-13!

最後のコンヴァージョン“ホッジ”
右よりのトライのため、角度あるコンヴァージョンを蹴る
シャークスのイングランド代表“ホッジ”ことチャーリー・ホッジソン



スタジアム中が溜息の嵐で包まれたことは言うまでもありません・・

がっかりのワスプスファン
すでにワスプスファンは早々に引き上げてしまった人々と呆然と諦めきれないファン達のスタンド


私は言えば、とにかく両者目の前で観る迫力ある試合は面白かったし、
観客の様子もスタンドでしか味わえない臨場感はあるし、
何よりも各国の代表選手がテレビでしか観られない表情以外の身近な存在で
“普段のプレー”が観られることに大満足




ボールのないところでバックスがするするとラインを作っていく様見られ、
また小さな小競り合いはあるし、
やっぱり「代表」看板をしょっている選手達が突破するところは
なるほどな〜と、素人ながらにちゃんと考えてんだ・・・と・・・思うし・・・

あとは英国特有の寒さと雨をも辛くなく感じる時間の早さに驚きながらも
「また来るぞーーーっ!」と、
名残惜しくて仕方なかったけれど・・スタンドを後にして
最後のクラブショップでのお買い物へと急ぐのでした



クラブショップは試合後はいつも混むのよ〜


ワスプスのクラブショップ
ワスプスのクラブショップ 試合後はかなり混み合います

クラブショップはクラブ運営の大きな収入源なので
様々なクラブファンが欲しいと思うグッズを売っています
クラブサイトのオンラインショップでも様々なグッズを手にいれることが可能ですが、
大体において品数が少ない・・です

ですから、このような試合後のショップではいつもファンのみならず
私のような観光客も詰め掛けます


ショップの入り口 ショップの中の様子
左:ショップの入り口 右:ショップ内部(ワスプス小冊子より)

そして、ショップの中にはチームのロゴ入りやマークばかりではなく
選手達のカードやクラブについての書籍、
そして、私は下記のようなクラブの小冊子を必ずもらってきます
(試合のプログラムが手には入らないこともあるので・・・)

ワスプスクラブ小冊子 表 ワスプスクラブ小冊子 裏
左はクラブ小冊子の表表紙 中身はグッズ紹介など
右はその裏表紙 代表選手で固めている、かっちょいい裏表紙



この上記のクラブ小冊子の中身は・・というと・・・
クラブグッズの商品カタログなのですが、
クラブ選手がモデルなので笑えます(^.^)/

ワスプス小冊子のグッズ紹介(1)
グッズの紹介にモデルになっている
左・イングランド代表ジェームズ・ハルケル
右下:同じく代表のジョシュ・ルーシー


ワスプス小冊子のグッズ紹介(2)
イングランド代表前主将のフィル・ヴィッカリーも
モデルでTシャツ紹介しています
強面ですねー


ワスプス小冊子グッズ紹介(3)
様々なグッズがあり、(歯ブラシまで有!)
キッズものや女性もの、男性ものなど
ワスプスは結構幅広い品が多いです
ワスプス小冊子の一昨年優勝記事
プレミアシップ大会で一昨年優勝した時
ダラリオのおっさんが前面に出ています

長年チームの顔でした




強いチームというのは、
やはり代表に選ばれる選手も多く、
知っている顔も沢山あるので、
ついつい遠い極東の国から訪れる(私のような者)
観光客はついついここでしか手に入らない!と決して広くはないショップを
まるで回遊魚のようにくるくると回ってしまいました
(知っている顔を見ると嬉しくなります
今まで代表のユニフォーム姿しか知らないから
蜂の子ようなユニフォーム姿の選手にはついつい興奮してしまいます・・・)

そして、レジにはこのような年間試合スケジュールもあったので
思わず“もらって良い?”とスタッフに尋ねていただいてきました!


ワスプス年間スケジュール表
小さな見開きの18ページものですが、
表紙には右上には代表サッキーと下の写真には同じく代表シピリアーニの顔が・・・


中には全ワスプス試合が対戦相手と掲載されていて、
点数が白抜きになっていますので
ファンが全試合観ていればその点数に記録していく・・というもの

ファンの子供達には1年追いかけるのには楽しい手作り感にもあります



こうして三世代ファンが出来上がるのねー


そんなわけで試合後もたっぷりと楽しんで
気になったグッズを胸に抱いて、
来た道ロンドン中心地へ戻るために駅までの送迎バス乗り場へ向かいました




そのバス乗り場は私と同じように鉄道駅を目指す人々が多いので
戻る乗車場所が心配でしたが、
道すがらクラブスタッフが誘導していますので
その場所を見つけることは難しくないと思います

但し、それはクラブスタジアムの場所など、
またクラブ側にも寄りますので
ご心配の場合は予め試合前にスタジアムスタッフに確認した方が宜しいでしょう





あと、注意事項としては
帰りもまたまた雨に降られました

英国の天候は本当に容赦ないので
防寒対策、雨対策は必須でお出かけください

そんな中でもローカルファンは半袖、パイントビール片手に観戦、
帰路も雨の中クラブ応援歌を熱唱しながら歩いていました(^.^;)


  
何はともあれ!ラグビーは愉しい!







どうぞ、ラグビー観戦にご興味がおありになる
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